1リットルの涙【木藤亜也】

1リットルの涙は、愛知県豊橋市に住んでいた女性木藤亜也が自身の闘病記を本にした作品です。
稀にみる難病と果敢に戦い続けた彼女の生涯を記したもので、この日記をもとに書籍化、のちにテレビドラマや映画にもなりました。

テレビドラマ

木藤亜也は中学三年生の頃、頻繁に転倒してしまうなど身体の不調を訴えるようになり、診察を受けた医師より手足や言葉の自由を次第に失ってしまう難病、脊髄小脳変性症と診断されてしまいます。
身体能力が次第に冒されていく病で、最初は箸が持ちにくくなる、よく転ぶなどの症状から段々と言葉が離せなくなる、最終的には死に至ることもあると聞かされてしまいます。

闘病中彼女は自分の身体が変わっていくさまを日記としてまとめました。
それが1リットルの涙です。
彼女は結局1988年の5月、病気の進行に伴う衰弱と尿毒症により25年というあまりにも短い生涯を終えました。

この作品は映画、テレビドラマ化されたことで大きな反響を呼ぶことになりました。
実際に愛知県豊橋市で撮影に臨むなど拘りある作品となり、多くの視聴者から高い評価を得ています。

テレビドラマ版では日本を代表する女優、沢尻エリカさんが難病を患った主人公を鬼気迫る演技で演じています。
思えばこの作品が沢尻エリカさんの評価を高めたのも事実と言えるのではないでしょうか。
また、主人公の母親役として薬師丸ひろ子さん、クラスメイト役に関ジャニ∞で活躍している錦戸亮さんが演じており、豪華なキャスティングのもと撮影されたドラマになっています。

感動したい方にはオススメ

とにかく泣けるドラマ、映画を観たい、感動できる作品を読みたいという方には最適な作品と言えるのではないでしょうか。
書籍でも充分泣くことができますが、ドラマや映画だとよりリアルですから更に深い感動を味わうことができるでしょう。
テレビドラマ版では沢尻エリカさんの熱演が光っていますし、脇を固める俳優女優陣も素晴らしいです。
また、最初に原作を読んだあとでドラマや映画を観るとより深い部分まで知ることができるでしょう。

この作品の大きな特徴は著者であり主人公である女性が既に亡くなっているということ、リアリティに溢れすぎているというところです。
自身が病魔に侵され死にゆくさまを綴った日記を基にしているため当然のことなのかもしれませんが、それゆえに深い感動を呼び込むことができるのではないでしょうか。
感動したい方にはオススメの作品です。

最近のドラマや映画ではあまり泣くことができない、心の底からなける、感動できる作品を探しているという方は是非一度手に取ってみましょう。
命の大切さや儚さを深く知ることができる、まさに名作と呼べる作品です。